グーリン投手の初登板。。。失策が重なり何とも言えない結果となってしまいました。グーリン投手のケアをみんなおねがいします。こういう時ことアリエル・マルティネスがいればなと思ってしまいます。オープン戦はあんなに調子がよかったのに、なんだが2023年に逆戻りしてしまっている感じがある。
終わってしまったことを悔いても仕方がありません。。。パ・リーグが首位から最下位まで3.5ゲーム差と混沌としてきました。どうも波に乗り来ていない感じがあるファイターズ。そういう感覚はどこから来てしまうのか、直近5試合のデータを見て確認していきましょう。
私もこのあたりからが分け目の正念場と思っています。
1. 直近5試合のスコア&出来事早見表
日付 | 相手 | スコア | 勝敗 | 主な出来事 |
---|---|---|---|---|
4/18 @オリ | 1-2 ✕ | ● | 9回サヨナラ被弾(田中) | |
4/19 @オリ | 7-4 〇 | ○ | 8回にHR×2で一挙5点 | |
4/20 @オリ | 2-0 〇 | ○ | 金村完封、守備無失点 | |
4/22 vs楽 | 2-4 ✕ | ● | 8回リリーフ3失点で逆転負け | |
4/23 vs楽 | 3-8 ✕ | ● | 初回失策絡み3失点+古林炎上 |
→ 2勝3敗、得失点差 –5(15得点・20失点)
エラーがらみとリリーフの失点が目立ちます。というか4/19以外あまり得点ができていないのが気になり。セーフティーリードとならず、中継ぎが踏ん張れない感じになっています。
2. 守備:エラーが直結した“痛い失点”
日付 | 失策者(イニング) | 失策絡み失点 |
---|---|---|
4/18 | なし | 0 |
4/19 | なし | 0 |
4/20 | 水野(7回) | 0 |
4/22 | 生田目(8回) | 1 |
4/23 | 清宮(1回) | 3 |
5試合計 3失策=4失点
失策は全て最後の3試合で発生し、そのまま黒星へ直結。
懲罰交代などもあり、なんだか雰囲気が新庄監督政権初期に戻ってしまっている感があるぞ。。。水野選手のエラーがオカルト的な失速につながらないことを祈る。過去にはこんな事例(https://ya9ha-jinse.com/?p=17)もあったので。。。
3. 救援陣:接戦での自責点
日付 | リリーフ自責 | 失点タイミング |
---|---|---|
4/18 | 1 | 9回(サヨナラ) |
4/19 | 0 | ― |
4/20 | 0 | ― |
4/22 | 3 | 8回(杉浦→生田目) |
4/23 | 1 | 8回(宮西) |
計 5点/3試合
“勝ちパ”が8-9回に崩壊し、リードを維持てきていない。
先発が長いイニングを投げないと勝てない感じになっています。
4. 打線:主要打者の5試合スタッツ
選手 | 打率 | HR | 打点 | OPS | ハイライト |
---|---|---|---|---|---|
万波中正 | .278 | 2 | 4 | .944 | 8回3ラン含む |
レイエス | .333 | 0 | 2 | .750 | 代打決勝打など |
松本剛 | .368 | 0 | 1 | .816 | 出塁源 |
清宮幸太郎 | .227 | 0 | 0 | .500 | 失策で失点 |
郡司裕也 | .294 | 1 | 2 | .882 | 先制ソロ |
奈良間大己 | .333 | 1 | 2 | .910 | 反撃のソロ+適時 |
平均得点 3.0/試合 ― 長打力はあるが連打・犠打での加点が不足
ホームランは出ているが、ホームランの数字以上に得点が伸びていない印象。
5. 得点パターン解析
区分 | 得点 | 割合 |
---|---|---|
本塁打 | 9点 | 60% |
タイムリー | 5点 | 33% |
失策絡み | 1点 | 7% |
5回以降 | 11/15点 | 73% |
ビッグイニング | 1回(4/19・5点) | ― |
キーワード: “一発頼み・終盤集中・序盤沈黙”
本塁打もソロが多く、効率的に得点を重ねられていない。今シーズン最初に出来ていた、そつのない得点ができていない。
6. 総合所見 ― なぜ“接戦負け”が増えたのか
- 守備の緩み → 早い回に失点
初回または中盤の失策が直接4点を献上し、追いかける展開へ。 - 8回のブルペン崩壊
田中選手・杉浦選手・宮西選手で計5失点。逃げ切り失敗が3敗。 - 打線の線不足
HR頼みで連打・機動力による加点が少ない。 RISP(得点圏)で.214とチャンスを生かせず。 - “終盤逆転現象”
得点の73%が5回以降。逆にリリーフの失点も終盤。
攻守のタイミングが噛み合わず勝ち星を落とす。
7. ここがポイント
課題 | 処方箋 |
---|---|
8回の失点 | クローザーにつなぐまでの継投。守備固め。 |
守備固め | 三塁を守備重視に |
“線”を作る攻撃 | ソロホームランが多すぎる。 |
まとめ
- 2勝3敗で勝率.400ながら内容は“紙一重”
- 守備とブルペンが立て直せれば、打線は長打で勝ちを拾えるポテンシャルあり。
- 次カードまでに 守備再編と8回の失点削減――ここが浮上の鍵。
あとは起爆剤となる、新戦力の台頭が必要かもしれません。昨シーズン序盤の田宮選手、中盤の水谷選手、終盤の清宮選手、レイエス選手、みたいな感じです。吉田選手も気迫を見せてくれているがもうひと伸びが欲しい。
あとは若林選手などの汚名返上組。。。果たして挽回のチャンスは巡ってくるのだろうか。。。
裏で上沢が勝ってるし、フラストレーションが溜まる一日でした(オリックスもいい加減上沢何とか攻略してくれ、ハムでいうところの楽天の弓削選手みたいになっているやん)。
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