第2回 ジャスティン・ハンコック（北海道日本ハムファイターズ 2019）
158 km/h の “火の玉ストレート” を引っ提げて来日——しかし実際に燃えたのはストレートより 右肩 だった!?。ワンピースの七武海にもいそうな強者のような名前からは想像もつかないピッチングに乞うご期待。
1. 来日前のキャリアとプロフィール
| フルネーム | Justin David Hancock |
| 生年月日 | 1990 年 10 月 28 日（34 歳） |
| 出身 | 米国オハイオ州ディファイアンス |
| 身長 / 体重 | 193 cm / 84 kg |
| 投打 | 右投右打 |
| MLB 通算 | カブス（2018）10 登板、防御率 1.46 (nikkansports.com) |
2. “ポスト・マーティン” としての期待
- 2018 年 12 月 5 日、推定年俸 7,000 万円＋出来高 で 北海道日本ハムファイターズ と 1 年契約。 (nikkansports.com)
- スカウト評価は「最速 158 km/h＋スライダーで空振り量産」。
- 栗山監督はセットアッパー起用を明言。
- 昨年のマイケルトンキン選手もそうでしたが、クリス・マーティン選手の幻影を追いかけているのが何となくわかります。
3. データで振り返る 2019 年
| 登板 | 勝敗 | H | S | 投球回 | 防御率 | |
| 8 | 0–1 | 2 | 2 | 7.0 | 9.00 | (npb.jp) |
- 3 月 31 日オリックス戦で NPB 初セーブ。
- 4 月 14 日ロッテ戦で シーズン 2 セーブ目 ➡📺 動画: 9回表 ハンコック 2セーブ目ダイジェスト (pacificleague.com)
- 5 月 11 日西武戦で 0/3 回 4 失点、自責 4 の大炎上。これが最後の登板に。📺 動画: 5/11 西武戦 炎上シーン (pacificleague.com)
4. 怪我と“帰国⇄再来日”ループ
- 5 月 26 日：「右肩腱板炎」の診断で米国へ一時帰国。 (nikkansports.com)
- 7 月 18 日：再来日も実戦復帰メド立たず。
- 8 月上旬：再び帰国しリハビリに専念。
米国に帰ってから、全然復帰しないよくある外国人選手のパターンですよね(´;ω;｀)。
5. わずか 7 イニングで退団
- 10 月 11 日、球団が退団を正式発表。 (fighters.co.jp)
- 同時発表のバーベイトと合わせて「期待の新助っ人が 1 年残らずフェードアウト」と話題に。
- トンキン症候群がこの時期には蔓延していたし、この時期らへんのファイターズの外国人補強は迷走していたような気がする。
6. 退団後 — 急転直下のエージェント転身
管理人も日本ハムファイターズから退団してからは全くそのあとのキャリアは不明だったのですが、セカンドキャリアは代理人として活躍していたのですね✨。
| 年 | 所属 / 役職 | 備考 |
| 2020 | ケガから実戦復帰断念 | 公式戦登板なし |
| 2021 | KHG Sports Management | 選手代理人として第二のキャリア開始 (baseball-reference.com) |
| 2024 | KHG Baseball Advisor | インスタでドラフト候補の育成動画を投稿しバズる (instagram.com) |
7. ヘンテコポイントまとめ
- 開幕 2 セーブ → ERA 9.00 の落差にファン騒然。
- 故障→帰国→再来日→再帰国の “二往復半” でネタ化。
- スピードガン 158 km/h でも わずか 7 イニング。
- プロ引退後わずか 2 年で 代理人デビュー は NPB助っ人史でも異端。
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