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160球を投げたあの日以降の藤浪晋太郎の投球変化はあるのか?

2016年7月8日の“161球”登板(対・広島)を境目に、四球(BB)とデッドボール(HBP)がどう推移したかを、2016年内の「前後」と2017年以降で整理しました。年次データはNPB公式/MLBの公表値を基に、レート指標(BB/9、HB...
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送りバント失敗は試合の流れを変えうるか?

送りバントは「確実に1つ進める」ための選択だが、失敗の“その瞬間”がどれほど勝敗に響くかは直感どおりとは限らない。なんとなくNPBだと、嫌な流れを感じてしまうところですが、実際はどうなのでしょう。本稿は、MLB 2024の全試合PBPを用い...
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先頭打者四球はどれだけ失点につながるのか――データでの検証と懐かしい四球場面

要点(GPT-5 Thinking調べ)先頭を四球で出す=「無死一塁」。このときその回に1点以上が入る確率はMLB基準で41.6%、平均失点(RE)は0.859点。四球でも単打でも「無死一塁」なので失点のなり方はほぼ同じです。NPBの得点期...
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伝説のドラフト:日本ハム2018年ドラフトを振り返る

一本のドラフトが球団の未来を変えることがある。2018年の日本ハムは、その最良の例だ。高校生の大砲と捕手、即戦力の投手、将来性のある左腕をバランス良く確保し、同世代でチームの骨格をつくった。あれから7年、なぜこの年が「伝説」と呼ぶにふさわし...
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第二のモイネロを探せ?キューバ救援ピッチャーをAI使って漁ってみた

「モイネロ級の左腕をキューバから発掘したい!」というロマンを見ていきましょう。公式のSNB(キューバ・シリーズ・ナシオナル)データをベースに、若手〜実績派の“救援型LHP”をピックアップします。指標はまずシンプルに ERA / WHIP を...
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審判列伝:伝説の球審・栄村さん。“可変ゾーン”の哲学

プロ野球の審判は、試合の主役ではない——はずなんだけど、ときどき主役の座を強奪していくのがこのお方、栄村孝康さん。1991年にプロ入り、通算1871試合に出場(2015年に現役引退)、現在はNPBのスーパーバイザーとして審判の技術指導に回っ...
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元日本ハム・増井浩俊さんが“見届けた”サヨナラ5試合(2025年まとめ)

劇的なサヨナラ勝ちで、ついに首位ソフトバンクに肉薄しました。今季の日本ハム戦で、解説・増井浩俊さんが担当した中継で生まれたサヨナラ勝ち5試合を時系列に振り返ります。試合ごとの決勝場面、ミニ評、共通項をまとめました。なお調査方法はChatGP...
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人工知能聞いてみた今季最強モイネロ攻略|日本ハム“刺さる打者”リスト&似タイプ左腕への適性

モイネロの強みと“つけ入るスキ”今シーズン最強ピッチャーと名高い福岡ソフトバンク・リバン・モイネロは、最速150km/h級のフォーシームに球界屈指の縦カーブ、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜる左腕。2025年の球種別データではカーブ被打...
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北海道日本ハムドラ1・柴田獅子、19歳の現在地――プロ1年目で示した「可能性」の輪郭

高卒ドラフト1位で入団した柴田獅子(19)が、プロ1年目の夏に鮮烈な足跡を残した。フレッシュ球宴で最速154キロを計測し、後半戦初戦での一軍デビューは3回パーフェクト。ファームでは「2番・投手兼DH」の“リアル二刀流”にも挑戦――。数字以上...
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11.5差を呑み込んだ夏——2016年・北海道日本ハム「逆転優勝」の論理

6月下旬、首位ソフトバンクと最大11.5ゲーム差。常識的には“終戦”と映る数字から、2016年の物語は始まる。6/19からの球団新・15連勝で流れを反転させ、8/25に今季初の単独首位。9/21–22の“最後の直接対決”を連勝して優勝マジッ...