戦力外通告から新天地へ:北浦竜次、板東湧梧、元山飛優の動向

移籍

プロ野球では毎年、多くの選手が戦力外通告や自由契約に直面します。しかし、その中から新たなチームで再起を図る選手も少なくありません。2025年に戦力外・自由契約となり新天地が決まりそうな3選手(北浦竜次、板東湧梧、元山飛優)に注目し、それぞれの来歴・成績、移籍の背景、そして今後期待される役割をまとめます。

北浦竜次(巨人)

北浦竜次は2000年生まれ、栃木県出身の左腕投手です。白鷗大足利高から2017年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団し、主に中継ぎとして通算48試合に登板、3勝3敗・防御率4.53という成績を残しましたfighters.co.jp。2023年には開幕一軍入りするも12試合の登板にとどまり、そのオフに戦力外通告を受け育成選手として再契約となりますsponichi.co.jp

育成降格後も「死ぬ気で支配下に上がるしかない」と奮起し、2025年のイースタン・リーグでは21試合登板・防御率2.89と結果を残しましたsponichi.co.jp。今オフに再び自由契約となりましたが、読売ジャイアンツが支配下選手契約で獲得を発表していますsponichi.co.jp。巨人はチーム防御率2.95(リーグ3位)と投手力向上が課題でありsponichi.co.jp、25歳と若く左のリリーフ経験もある北浦には、中継ぎ陣の強化要員として再び一軍での戦力となることが期待されています。

板東湧梧(巨人)

板東湧梧(ばんどう ゆうご)は徳島県出身の右腕投手で、JR東日本から2018年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団しました。先発・中継ぎ両面で起用され、2023年には自己最多の5勝を挙げる活躍を見せましたsponichi.co.jp。しかし、ソフトバンクの投手層の厚さもあり2024年以降は一軍登板がなく、今オフに29歳で戦力外通告を受けていますsponichi.co.jp

ファームでは今季ウエスタン・リーグで21試合に登板し9勝2敗、防御率2.48、勝率.818と圧巻の成績を残しており、その実力は健在でしたsponichi.co.jp。そこで巨人が育成選手として板東を獲得することが明らかになっていますsponichi.co.jp。板東は柳田悠岐から「男前」と呼ばれる球界屈指のイケメンとしても知られますがsponichi.co.jp、巨人ではまず二軍で結果を積み上げ、豊富な経験を生かして先発陣や中継ぎのバックアップとして支配下再登録を狙うことになりそうです。巨人投手陣の底上げに向け、板東の復活登板にも注目が集まります。

元山飛優(阪神)

元山飛優(もとやま ひゆう)は大阪府出身の内野手で、2020年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団しました。ルーキーイヤーの2021年に早くも97試合に出場し、打率.255・3本塁打をマークするなど将来の正遊撃手候補として頭角を現しましたnews.goo.ne.jp。しかし以降は出場機会が減少し、2023年オフに埼玉西武ライオンズへトレード移籍しますnews.goo.ne.jp。移籍後の2024年シーズンは開幕一軍入りしたものの打率.153(49試合)と低迷し、左肩腱板炎の故障もあって9月末に登録抹消、そのまま10月に戦力外通告を受けましたnews.goo.ne.jpnikkansports.com

それでもイースタン・リーグでは打率3割超と調子を上げていただけに現役続行を宣言し、「体も休まったのでここから動いていきます」と前向きに練習を再開していますnikkansports.com。守備では遊撃を中心に二塁・三塁・一塁まで全ポジションをこなすユーティリティープレーヤーで、その守備力と小技の巧さには定評がありますnews.goo.ne.jp

現在、阪神タイガースが元山の獲得調査を進めておりnikkansports.com、正遊撃手が固定できていないチーム事情から、バックアップ要員やレギュラー競争に加わる存在として期待されていますnews.goo.ne.jp。26歳と若く実績もあるだけに、阪神で再起し再び一軍の舞台で躍動する姿が待たれます。

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