33-4とは何なのか? 2005年の日本シリーズを振り返る。22-6事件など他の得点にまつわるミームも紹介

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野球ネットミームの中でも、たぶん知名度が頭ひとつ抜けているのが 「33-4」 です。 なんとなく見たことはあるけれど、 「結局これって何だったのか」 「なぜここまで定着したのか」 までは知らない人も多いはずです。

結論から言うと、33-4は 2005年の日本シリーズ、千葉ロッテマリーンズ対阪神タイガースの4試合合計スコア です。 ロッテが 10-1、10-0、10-1、3-2で4連勝し、 合計が33-4になりました。 日本シリーズという最大舞台で、ここまで一方的な点差になった衝撃が、 そのまま数字だけで通じるミームになっていったのです。

しかも野球界には、33-4以外にも 得点差そのものがミーム化した試合 がいくつかあります。 この記事では、 まず33-4の元ネタを2005年日本シリーズから振り返りつつ、 22-6事件、2-26、26-0 といった“数字で通じる野球ミーム”もまとめて紹介します。

目次

  1. 33-4とは何なのか
  2. 2005年日本シリーズはなぜここまで一方的だったのか
  3. なぜ33-4はここまで有名なミームになったのか
  4. 他の得点ミーム 22-6事件、2-26、26-0
  5. 結論 数字だけで通じる野球ミームの怖さ
  6. 参考・引用

33-4とは何なのか

33-4とは、 2005年日本シリーズのロッテ対阪神の総得点差 です。 NPB公式の試合結果によると、スコアは以下の通りでした。

2005年日本シリーズのスコア
第1戦 ロッテ 10-1 阪神
第2戦 ロッテ 10-0 阪神
第3戦 ロッテ 10-1 阪神
第4戦 ロッテ 3-2 阪神
合計 ロッテ 33-4 阪神

第1戦は濃霧コールド込みの10-1、 第2戦は完封の10-0、 第3戦も10-1、 そして第4戦は3-2。 最終的にロッテが4戦4勝で日本一になりました。 ただ、日本シリーズの記録として語り継がれるのは優勝そのものだけではなく、 「合計33-4」という数字の異様さ でした。

33-4は、ただの点差ではありません。
「日本シリーズなのにここまで差がついた」という衝撃が、そのまま4文字の数字に圧縮されたもの
です。


2005年日本シリーズはなぜここまで一方的だったのか

スコアだけ見ると阪神が異常に弱かったように見えますが、 当時を振り返ると、 ロッテの完成度がかなり高かった ことも大きいです。 NPB公式のシリーズ記録では、 ロッテの今江敏晃はシリーズ打率.667を記録しており、 チーム全体としても打線が非常に機能していました。

さらに、テレビ朝日の里崎智也さんの振り返り記事では、 当時はセ・リーグ優勝チームが長く実戦から離れやすく、 パ・リーグはプレーオフを経てシリーズに入るため 試合勘の差もあったのではないか と語られています。 もちろんそれだけで33-4を説明し切ることはできませんが、 阪神だけが単純にダメだったというより、 ロッテが勢いも実戦感覚も含めて非常に強かった という見方はかなり自然です。

ただ、それでもやはり 10-1、10-0、10-1と続いたインパクトは別格でした。 プロ同士、それも日本シリーズで ここまで一方的な展開が続くのはそうそうありません。 だからこそ、 「阪神が負けた」ではなく「33-4だった」 という形で数字だけが独立して記憶されたのです。


なぜ33-4はここまで有名なミームになったのか

33-4がここまで定着した理由は、 単に大差だったからだけではありません。 数字の並びが異様に覚えやすい ことも大きいです。 「33-4」は見た瞬間にインパクトがあり、 一回覚えると忘れにくい。 しかも意味を知らなくても、 なんとなく“ひどい点差だったんだろうな”と伝わる強さがあります。

ねとらぼの野球ミーム解説でも、 33-4は2005年日本シリーズの悲劇として定着し、 その後は野球に限らず 「大差の気配があると33-4と書かれる」 お約束になったと説明されています。 つまりこれは、 元ネタの試合を離れて “大差でボコられること全般”の記号 にまで広がったわけです。

阪神ファンにとっては黒歴史でも、 ネット文化の側から見ると 数字だけで文脈が通じるミーム になった。 そこが33-4の異常な強さです。


他の得点ミーム 22-6事件、2-26、26-0

野球界には、33-4以外にも 得点そのものがミーム化した試合 があります。 代表的なのが 22-6です。 2016年5月24日のソフトバンク対オリックスは、 NPB公式記録で 22-6。 ソフトバンクが17安打22得点、オリックスは9安打6得点で、 合計28点が動いた大乱戦でした。

この試合はネット上で 「226事件」 と呼ばれることがあります。 デイリースポーツの記事でも、 オリックスの2016年を振り返る文脈で “226事件” という呼び方が使われています。 ただし厳密には、 なんJ用語集では「2-26事件」は 2015年6月の阪神対オリックス3連戦の総得点2-26 と、 2016年5月24日の22-6 の両方を指す形で整理されています。

実際、2015年6月12日から14日の阪神対オリックス3連戦は、 NPB公式結果ベースで 0-1、1-15、1-10。 阪神側の総得点が2、 オリックス側の総得点が26で、 たしかに 2-26 になります。 この“トータルでの惨劇”が、後にミームっぽく語られるようになりました。

さらに、もっと極端な数字として知られているのが 26-0 です。 2005年3月27日のロッテ対楽天は、 NPB公式記録でも ロッテ 26-0 楽天。 これは完封試合としては異常な点差で、 新規参入直後の楽天の苦しさも含めて、 今なお“数字だけで通じる試合”のひとつになっています。

得点差ミームの代表例
33-4 2005年日本シリーズ ロッテ対阪神の総得点
22-6 2016年5月24日 ソフトバンク対オリックス
2-26 2015年6月 阪神対オリックス3連戦の総得点
26-0 2005年3月27日 ロッテ対楽天

こうして見ると、 野球の得点ミームは単なる大差試合ではなく、 数字そのものに異様な語感や記憶力があるもの が残りやすいことが分かります。 33-4が特別強いのも、その代表例です。


結論 数字だけで通じる野球ミームの怖さ

結論として、33-4とは 2005年日本シリーズのロッテ対阪神の総得点 であり、 野球ミームの中でも屈指の知名度を持つ数字です。

33-4は、ただの試合結果ではありません。
日本シリーズの惨劇が、4文字の数字になって独立したものです。
そして野球界には、22-6、2-26、26-0のように、
数字だけで「あの試合か」と通じるミームが他にもあります。

面白いのは、 こうした数字が単なる点差ではなく、 ファンの感情ごと保存してしまうこと です。 33-4を見れば阪神ファンの悪夢が蘇る。 22-6や2-26を見ればオリックス絡みの惨劇を思い出す。 26-0を見れば創設直後の楽天の厳しさが浮かぶ。

だから野球の得点ミームは強い。 試合内容を全部説明しなくても、 数字だけで空気まで伝わってしまうからです。 33-4がいまだに擦られ続けるのは、 それだけ “数字だけで物語が通じる”完成度が高いミーム だからだと言えるでしょう。


参考・引用

  1. NPB「2005年度 日本シリーズ 試合結果」
    https://npb.jp/bis/scores/nipponseries/linescore2005.html
  2. NPB「2005年度 日本シリーズ 第4戦 試合結果」
    https://npb.jp/bis/scores/nipponseries/boxscore2005_4.html
  3. NPB「2005年度 日本シリーズ 主な記録」
    https://npb.jp/nippons/2005/record.html
  4. テレ朝POST「衝撃の33対4…阪神ファンが今も怒る20年前の屈辱」
    https://post.tv-asahi.co.jp/post-592807/
  5. ねとらぼ「野球ファンなら知っている ネットでよく見る『33-4』とは」
    https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3241135/
  6. NPB「2016年5月24日【公式戦】福岡ソフトバンク vs オリックス 試合結果」
    https://npb.jp/bis/2016/games/s2016052400722.html
  7. デイリースポーツ「オリックスの『226事件』はなぜ起こったのか?」
    https://www.daily.co.jp/opinion-d/2016/12/30/0009790762.shtml
  8. NPB「2015年6月12日【公式戦】オリックス vs 阪神 試合結果」
    https://npb.jp/bis/2015/games/s2015061200854.html
  9. NPB「2015年6月13日【公式戦】オリックス vs 阪神 試合結果」
    https://npb.jp/bis/2015/games/s2015061300863.html
  10. NPB「2015年6月14日【公式戦】オリックス vs 阪神 試合結果」
    https://npb.jp/bis/2015/games/s2015061400874.html
  11. NPB「2005年3月27日【公式戦】千葉ロッテ vs 東北楽天 試合結果」
    https://npb.jp/bis/2005/games/s2005032700116.html

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