変化球

やばい変化球列伝⑤:小宮山悟の「シェイク」を振り返る──千葉マリンが生み出した“魔球”とは

魔球は、投手の手だけで完成しない。小宮山悟がロッテ復帰後に生み出した“超低速・不規則変化”のオリジナル球種「シェイク」は、その代表例だ。球速はおよそ80km/h前後。にもかかわらず、強風が吹き荒れる千葉マリン(現ZOZOマリン)では、打者の...
MLB

則本昂大はどこに行く?海外FA→MLB「救援需要」で見える現実的な行き先

楽天・則本昂大が海外FAでMLB移籍を目指す――報道では、MLB球団から「メジャー契約(=40人枠の契約)」の提示があったとも伝えられ、いよいよ“行き先”の現実味が増してきた。 とはいえ、MLBで求められるのは基本的に「中継ぎ(高回転の運用...
アカンプロ野球

なんJはなぜ野球実況ばかりなのか? 野球chがあるのに「なんJで野球が流行った理由」を振り返る(AAと荒らし投下によるハム専機能不全を中心に)

「なんJ=野球実況の場所」というイメージは定着した。ただ、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)には元々、“野球の実況に特化した板”=野球ch(やきうch)がある。それなのに、なぜ「なんでも実況J(なんJ)」が野球で埋まっていったのか。ここを、板の...
アカンプロ野球

野球なのにヘディング?宇野勝「ヘディング事件」をデータで振り返る

「宇野のヘディング」――野球ファンじゃなくても一度は聞いたことがある“珍プレーの代名詞”だ。 でも、これが単なる笑い話で終わらないのは、試合状況がガチで重要局面で、しかも記録がかかった一戦だったから。 本稿は「いつ・どこで・何が起きて・試合...
野球

「斉藤友貴哉の“優勝”」──これはタイトル獲得でも、リーグ優勝でもない。日本ハムの剛腕リリーバー、齋藤友貴哉が“ピンチをしのいだ直後に見せた、優勝したかのようなド派手ガッツポーズ

そのワンシーンがSNSで拡散され、愛称の連鎖(さいこう→さいきょう…)まで巻き起こした“事件”だ。そして重要なのは、ここから。ネタで終わらず、齋藤は数字でも「勝ちパの投手」へ変貌していく。この記事は「優勝」誕生の瞬間から、球速160→161...
MLB

岡本和真がブルージェイズ加入。球団の特徴、ロジャース・センター、そして活躍の余地をデータで読む

岡本和真がトロント・ブルージェイズ入り。契約は4年総額6000万ドル(報道ベースではサインボーナス500万ドル、オプトアウトなしとされる)で、ポスティングに伴う巨人への譲渡金も発生する見込みだ。 本稿では「ブルージェイズってどんな球団?」を...
MLB

やばい変化球列伝④:大谷翔平のスイーパー(Sweeper)をデータで整理する

スイーパーは「スライダーの亜種」だが、重要なのは名前ではなく“横の大きさ”。 大谷翔平のスイーパーは、Statcast上でも主力球種として扱われ、複数年にわたって使用率が高いまま、空振りと決め球性能が落ちにくい。 本稿では「スイーパーって結...
MLB

やばい変化球列伝③:デビン・ウィリアムズの“Airbender(エアベンダー)”チェンジアップ

「チェンジアップ」と聞いて想像する“落ちる・遅い・空振りを取る”というテンプレを、正面から破壊してくるのがデビン・ウィリアムズの“Airbender”だ。 右投手なのに、まるで左投手の大きく曲がる球のように利き腕側(アームサイド)へ横滑りし...
MLB

やばい変化球列伝②:千賀滉大の「ゴースト・フォーク」をデータで振り返る

千賀滉大の代名詞「ゴースト・フォーク」は、“落ちる”だけの球ではない。打者のスイング判断を最後まで保留させて、空振りか弱い当たりにするタイプの決め球だ。本稿はスタッツとStatcastの球種データを中心に、その「やばさ」を数字で整理する。ま...
MLB

やばい変化球列伝①:マリアノ・リベラのカットボールをデータで振り返る

「相手がわかっていても打てない」。その代表例が、ヤンキースの守護神マリアノ・リベラのカットボール(カッター)だ。本稿は“物語”よりも“数字”で、あの1球種支配がどれほど異常だったかを整理する。まず結論:カッターが「やばい」と言われる根拠(数...