開幕直前のオープン戦は、単なる調整の場ではありません。 とくにこの時期は、 新戦力が一気に名前を売る時期 でもあります。 ドラフト上位の若手、育成からはい上がってきた選手、移籍組、復活を目指すベテラン。 そうした顔ぶれが、 短いオープン戦の中で 「今年は違う」 と思わせる瞬間を作っています。
2026年の開幕前も、 かなり面白い名前が出てきました。 巨人の平山功太、 ソフトバンクのイヒネ・イツア、 楽天の前田健太、 中日の牧野憲伸、 そして西武の仲三優太。 いずれも、ここ数週間で評価を上げた選手たちです。
この記事では、 「オープン戦で頭角を現した新戦力」 をテーマに、 開幕直前に注目したい選手を整理して紹介します。
目次
- 巨人・平山功太 育成から一気に開幕候補へ
- ソフトバンク・イヒネイツア 待たれていたドラ1の兆し
- 楽天・前田健太 先発不足の中で大きすぎる存在
- 中日・牧野憲伸 支配下まで駆け上がった左腕
- 西武・仲三優太 開幕一軍を引き寄せる打撃アピール
- 結論 今年のオープン戦は“下から突き上げる新戦力”が目立った
- 参考・引用
巨人・平山功太 育成から一気に開幕候補へ
いちばんインパクトが強かったのは、 やはり巨人の平山功太です。 3月15日の日本ハム戦でチーム今春1号を放つと、 17日のヤクルト戦でもソロ本塁打。 日刊スポーツによると、 育成選手では史上初となるオープン戦2試合連続本塁打 でした。
平山は独立リーグ経由の育成選手で、 ここまでは“素材型の若手”という見られ方が強かったです。 ただ、今回は一軍級の舞台で結果を連発しました。 オープン戦の一発だけなら偶然で片づけられても、 2試合続けば話は変わります。 巨人にとっては、 開幕前に急浮上したいちばん大きなサプライズの一人 と言っていいでしょう。
平山功太は、
「育成の話題枠」から「開幕一軍候補」へ一気に立場を変えた
選手です。
ソフトバンク・イヒネイツア 待たれていたドラ1の兆し
ソフトバンクでは、 イヒネ・イツアの名前がようやく大きくなってきました。 3月17日の中日戦で オープン戦1号となる2ランを放ち、 パ・リーグインサイトでは オープン戦成績が 12試合で8打数3安打、打率.375 と紹介されています。
イヒネは2022年ドラフト1位。 高い身体能力を買われながらも、 ここまでは一軍で大きな数字を残したわけではありませんでした。 だから今回の一発には意味があります。 ただのロマン枠ではなく、 「今年は一軍で戦力になるかもしれない」 という空気を初めて本格的に作ったからです。
ソフトバンクは層が厚く、 高卒ドラ1でもすぐ主力化しにくい球団です。 その中でイヒネが少ない打席で結果を残したのは、 開幕一軍への強いアピールになりました。
楽天・前田健太 先発不足の中で大きすぎる存在
新戦力という意味では、 楽天の前田健太もかなり大きいです。 3月17日の西武戦では 6回1安打無失点、6奪三振、71球。 日刊スポーツでは 「最高でした」 という本人コメント付きで、 今季最長イニングの快投と伝えられました。
37歳のベテランなので、 若手のブレイクとは少し意味合いが違います。 ただ、今の楽天は先発の計算が立ちにくい状況で、 その中で前田がローテを回せる形を見せたのは極めて大きいです。 6回を71球でまとめた内容は、 球威だけではなく 試合を作る能力がまだ十分ある ことを示しました。
前田健太は、
名前だけの補強ではなく、楽天の先発事情を現実に助けそうな新戦力
です。
中日・牧野憲伸 支配下まで駆け上がった左腕
中日では、牧野憲伸がかなり面白い存在です。 スポニチによると、 牧野はオープン戦4試合で 4回1失点、防御率2.25。 3月15日時点で支配下登録の方針が報じられ、 3月20日には中日球団が正式に 支配下登録 を発表しました。
つまり牧野は、 オープン戦の結果がそのまま身分の変化につながったタイプです。 新戦力の記事で取り上げる意味はかなり大きい。 まだ実績そのものはこれからですが、 「この春に最も評価を上げた投手の一人」 と言っていい流れです。
開幕直前の時期に、育成から支配下へ上がるという動きは、 チーム内評価がかなり高い証拠でもあります。 中日にとっては、 ブルペンや左の選択肢を増やす上で面白いピースになりそうです。
西武・仲三優太 開幕一軍を引き寄せる打撃アピール
西武では、仲三優太の打撃アピールが目立ちました。 パ・リーグインサイトによると、 3月4日の日本ハム戦で 3安打を記録し、 2試合連続複数安打 で開幕一軍へ猛アピールしました。
さらに日刊スポーツでは、 3月上旬の時点で 「打力アピールで開幕1軍へ」 という見出しが立っており、 逆方向への打球を続けて結果につなげていたことが紹介されています。 派手な本塁打ではないですが、 オープン戦で評価を上げる選手はこういうタイプも多いです。
長打で一気に目立つ選手だけが新戦力ではありません。 仲三のように、 継続して打って「使ってみたい」と思わせる選手 も、開幕前にはかなり重要です。
結論 今年のオープン戦は“下から突き上げる新戦力”が目立った
2026年のオープン戦で印象的だったのは、 既存戦力の調整よりも、 下から突き上げる新戦力の存在感 でした。
巨人・平山功太 は育成から2戦連発。
ソフトバンク・イヒネイツア はドラ1の兆し。
楽天・前田健太 はローテ候補として十分。
中日・牧野憲伸 は支配下登録を勝ち取った。
西武・仲三優太 は打撃で開幕一軍を引き寄せた。
オープン戦は、 本番ではありません。 ただし、 そこで何も起きない選手は、 開幕直前に名前が大きくなることも少ないです。 そう考えると、 今回挙げた選手たちは、 少なくとも 開幕後に追いかける価値がある 新戦力だと言えます。
シーズンが始まれば、 本当に残る者と、 オープン戦の話題で終わる者に分かれます。 その線引きを見るうえでも、 この開幕直前の名前たちは覚えておいて損はありません。
参考・引用
- 日刊スポーツ「【データ】巨人育成平山功太が2戦連発 育成選手がOP戦で連発は史上初」
https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202603170001503_m.html?mode=all - パ・リーグインサイト「イヒネイツア、正木智也のホームランで5得点! 一発攻勢で鷹が勝利」
https://pacificleague.com/news/2026/3/80783 - 日刊スポーツ「【楽天】前田健太6回1安打無失点 71球の省エネ快投」
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202603170001587.html - 中日ドラゴンズ公式「牧野憲伸投手が支配下登録に」
https://dragons.jp/news/2026/26032001.php - スポニチ「中日 育成ドラフト1位左腕・牧野憲伸を支配下登録へ」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2026/03/15/articles/20260315s00001173311000c.html - パ・リーグインサイト「仲三優太が3安打で猛アピール! 2試合連続複数安打と打撃好調」
https://pacificleague.com/news/2026/3/80408 - 日刊スポーツ「【西武】仲三優太、打力アピールで開幕1軍へ」
https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202603030000960_m.html?mode=all





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