2026.04.04 / 引用付きHTML記事
ここ数年のMLBで「弱いチーム」として名前が上がりやすいのが、ロッキーズ、ホワイトソックス、アスレチックスです。
ただ、この3球団をひとまとめにしてしまうと少し雑です。なぜなら、ロッキーズとホワイトソックスは本当にかなり危ない一方で、アスレチックスはまだ“最悪ゾーン”から抜ける余地があるからです。2025年の勝敗と、2026年開幕直後の内容をまとめて見ると、その差は意外と大きいです。[1][2][3][4][5][6]
結論から言うと、現時点で一番抜け出しそうなのはアスレチックスです。逆にロッキーズとホワイトソックスは、昨季の弱さをかなり引きずったまま開幕しているように見えます。
目次
まず2025年はどれくらい弱かったのか
2025年の最終成績を見ると、最も深刻だったのはロッキーズです。MLB公式 standings では43勝119敗、得失点差は-424。これは単に地区最下位というだけでなく、リーグ全体でも突出して厳しい数字でした。[1]
ホワイトソックスもかなり苦しかったです。2025年は60勝102敗で、ア・リーグ中地区最下位。得失点差は-95でした。ロッキーズほどの崩壊ではないにせよ、「再建が軌道に乗り始めた」とは言いにくい成績です。[1]
それに対してアスレチックスは76勝86敗。もちろん負け越しで、強いとはまったく言えません。ただ、ロッキーズやホワイトソックスと同列の“最弱クラス”かと言われると少し違います。勝率だけ見ても、A’sはこの2球団よりかなり上にいました。[1]
| 球団 | 2025年成績 | 得失点差 | 印象 |
|---|---|---|---|
| ロッキーズ | 43勝119敗 | -424 | 明確にワースト級 |
| ホワイトソックス | 60勝102敗 | -95 | 再建途上のまま沈んだ |
| アスレチックス | 76勝86敗 | -84 | 負け越しだが前二者ほどではない |
つまり、「ここ数年弱い球団」としてこの3つを並べるのは感覚的には分かりますが、2025年時点ですでにグラデーションがあります。アスレチックスは弱い側ではあるものの、ロッキーズとホワイトソックスほどの絶望感ではありませんでした。[1]
2025年時点の整理ロッキーズが最も深刻。ホワイトソックスも相当きつい。
A’sは弱いが、前二者と完全に同列ではありません。
2026年開幕直後はどうか
では2026年開幕直後はどうか。ここでも差が見えます。4月4日未明時点のMLB公式 standings では、ホワイトソックスは2勝5敗、失点56、得失点差-30。ロッキーズも2勝5敗で、打撃成績はMLB公式チーム打撃で打率.221、出塁率.269、長打率.336、OPS .605とかなり重いです。[2][3][4]
アスレチックスも同じく standings 上は2勝5敗ですが、内容は少し違います。MLB公式チーム打撃成績では打率.206、出塁率.266、長打率.348、OPS .614で確かに低いものの、4月3日にはホーム開幕戦でアストロズを11-4で破っています。Reutersのラウンドアップでも、A’sがこの日アストロズを大差で下したことが取り上げられています。[2][5][6]
ホワイトソックスも4月3日にブルージェイズへ延長勝ちしていますが、チーム全体ではまだ7試合で56失点。これは勝敗以上に重いです。ロッキーズはReutersの4月4日ラウンドアップで、フィリーズに10-1で大敗したことも伝えられており、昨年の脆さがそのまま残っているような入り方です。[2][6][7]
| 球団 | 2026年開幕直後の勝敗 | 主な打撃指標 | 開幕の印象 |
|---|---|---|---|
| ロッキーズ | 2勝5敗 | .221 / .269 / .336 / .605 | 昨年の弱さをかなり継続 |
| ホワイトソックス | 2勝5敗 | 失点56、得失点差-30 | 打線よりむしろ投壊気味で危険 |
| アスレチックス | 2勝5敗 | .206 / .266 / .348 / .614 | 低調だが一撃の大勝もあり、まだ振れ幅がある |
3球団を並べると何が違うのか
一番違うのは、「悪いなりに上向く絵が見えるかどうか」です。ロッキーズは昨年43勝119敗で、今季も打撃OPS .605、勝敗2勝5敗。しかもAxios Denverは、今年も「100敗回避」が現実的な目標になりそうだと書いています。これはかなり重いです。[3][4]
ホワイトソックスも再建中ではありますが、開幕7試合で56失点というのは危険信号です。打撃成績ページでもチームは下位グループに沈んでいて、少なくとも「今年は一気に抜け出す」という空気ではありません。勝っても試合の安定感が乏しい。[2][8]
一方、アスレチックスは数字だけ見ればまだ弱いです。OPS .614も高くありません。ただ、2025年にすでに76勝まで戻しており、今季も11-4でアストロズを吹き飛ばすようなゲームを見せています。アスレチックス専門メディアでも、1勝5敗スタート後のホーム開幕戦をきっかけに流れを変えたい、という文脈で語られていました。つまりA’sは、まだ下にいるけど、完全に底へ固定されている感じではないんです。[1][5][6][9]
一番大きい差ロッキーズとホワイトソックスは「去年の弱さが続いている」感じ。
A’sはまだ弱いけど、「もしかしたら少し上へ行けるかも」が残っています。
一番抜け出しそうなのはどこか
現時点で一番抜け出しそうなのは、やはりアスレチックスです。理由は3つあります。
- 2025年時点で、すでにロッキーズやホワイトソックスよりかなり勝っている
- 2026年開幕は苦しいが、アストロズ相手に11-4で勝つような爆発がある
- 「弱いことが当たり前」の固定層から、少し外れ始めている
逆に、ロッキーズはまだ最も危ういままです。43勝119敗の翌年に、開幕7試合でOPS .605、勝敗2勝5敗。数字の見た目が厳しすぎます。ホワイトソックスも再建期ではあるものの、今は投打とも不安定で、少なくとも「抜け出す年の入り方」には見えません。[1][2][3][4][8]
結論。A’sはまだ上を向けるが、前者二つはかなり苦しい
「ここ数年弱いと言われている3球団は2026年どうなのか」をまとめると、こんな感じです。
- ロッキーズは昨季43勝119敗のまま、今年もかなり苦しい入り方
- ホワイトソックスも60勝102敗の翌年に、開幕7試合56失点で不安定
- アスレチックスは2勝5敗スタートでも、前二者ほどの絶望感ではない
だから、「もしA’sよりヤバい球団がいたら差し替え」という条件で見ても、今回は差し替えずにこの3球団でいいと思います。ただし扱いは同じではありません。ロッキーズとホワイトソックスは“かなり危ない組”、アスレチックスは“まだ抜け出し候補”です。
現時点で一番未来を感じるのはA’s。逆に、前者二つはまだ去年の重さから抜け切れていない。2026年序盤の時点では、そう見るのが一番自然だと思います。[1][2][3][4][5][6][8]
※本記事は2026年4月4日時点の開幕直後データを使っています。サンプルはまだ小さいため、4月後半には評価が変わる可能性があります。
参考リンク / 引用元
- MLB公式「2025 MLB Standings」
- MLB公式「2026 MLB Standings」
- MLB公式「2026 Colorado Rockies Team Stats」
- Axios Denver「The Colorado Rockies might be bad again」
- MLB公式「2026 Athletics Team Stats」
- Reuters「MLB roundup: A’s crushed the Astros 11-4」
- Reuters「MLB roundup: Marlins blanked White Sox 10-0 / Phillies beat Rockies 10-1」
- MLB公式「2026 Chicago White Sox Team Stats」
- Athletics Nation「A’s return home after a 1-5 start」

