山梨学院の注目選手として名前が挙がることが多いのが、菰田陽生(こもだ・はるき)です。2026年センバツ初戦でもいきなり先制本塁打を放ち、「この選手は結局どんなタイプなのか」と気になった人も多いはずです。菰田は、山梨学院の二刀流として注目を集める大型選手で、日刊スポーツは2025年春の時点で194センチ97キロ、右投げ右打ち、投手兼内野手と紹介しています。出典:日刊スポーツ(2025年3月7日)
しかも、ただ大きいだけではありません。2025年夏の甲子園では、大会3試合で11打数6安打、打率5割4分5厘、6打点を記録し、投手としても3試合連続先発で防御率1.15と高い数字を残しました。2026年センバツ初戦でも長崎日大相手に初回先制アーチを放ち、各球団スカウトから高い評価を受けています。出典:日刊スポーツ(2025年8月20日)/出典:日刊スポーツ(2026年3月22日)
菰田陽生とはどんな選手か
ひとことで言えば、菰田は「スケールで見せる怪物型の二刀流」です。投手としては長身を生かして角度のあるボールを投げ込み、打者としては甲子園でもスタンドまで運べる長打力がある。2025年春の紹介記事では、日刊スポーツが「長身を生かして角度を付けて投げ下ろす」「打者としては長打力が売り」と整理していました。本人も「甲子園でピッチャーで投げる機会があれば150キロを出したい」「ホームランも打ちたい」と話しており、最初から投打両面で勝負する意識が強い選手です。出典:日刊スポーツ
2026年センバツ初戦では、その“規格外感”がさらにはっきり出ました。日刊スポーツによると、菰田は「2番・一塁」で先発し、初回の第1打席で弾丸ライナーの先制本塁打。巨人の水野編成本部長は「とにかくスケールが大きい。スケール感はずばぬけている」とコメントし、ロッテの榎アマスカウトグループディレクターも「日本人離れしたスケール感」と評価しました。出典:日刊スポーツ
投手としての魅力
投手としての菰田の魅力は、やはり長身から投げ下ろす角度です。2025年春の時点で日刊スポーツは最速146キロの本格派として紹介しており、同年夏の甲子園では「最速152キロに迫る直球」と伝えられました。長い腕から来るリリースの高さがあり、球速表示以上に打者へ強い圧をかけられるタイプだと考えられます。出典:日刊スポーツ(2025年3月7日)/出典:日刊スポーツ(2025年8月16日)
さらに、2025年夏の甲子園では3試合連続先発で計2失点、防御率1.15という実戦結果も残しています。単なる素材型ではなく、すでに全国舞台で投手として試合をつくれることを証明しているのが大きいです。サイズのある高校生右腕は毎年出てきますが、甲子園で結果まで伴っているのが菰田の強みです。出典:日刊スポーツ
打者としての魅力
ただ、菰田を語るうえでむしろインパクトが強いのは打者としての迫力かもしれません。2025年夏の甲子園では11打数6安打6打点と当たりまくり、2026年センバツ初戦でも第1打席で本塁打。阪神スカウトは「あんだけ飛ばせるところは魅力ある」と評価し、西武の秋元スカウトも「あのサイズ感であれだけの身のこなし」と驚きを口にしています。大きな体のわりに、ただ力任せではなく、打球の質と体の使い方が高く評価されているのがわかります。出典:日刊スポーツ
しかも中日の永野アマスカウトチーフは、菰田について「体が大きいのに器用で、足も遅くない。荻野貴司(前ロッテ)のようなコンパクトなスイング」とコメントしています。これはかなり面白い評価で、単純に“大砲型”として見るだけでは足りないことを示しています。大きな選手にありがちな粗さよりも、サイズに似合わない器用さも併せ持っている、という見方です。出典:日刊スポーツ
誰に似ている選手なのか
この問いに対して、一番わかりやすい答えは「二刀流という意味では大谷翔平を連想させるが、打撃のスイングは荻野貴司っぽさもある」です。菰田自身が2025年春の時点で「大谷翔平選手に憧れて、ずっと二刀流を意識してきた」「大谷選手に近づくためにピッチング、バッティングをしっかり上げていきたい」と話しており、そもそも本人の理想像が大谷型です。出典:日刊スポーツ
ただし、現時点でプレースタイルがそのまま大谷というよりは、「大谷のような二刀流志向を持ちつつ、打撃面では荻野貴司のようなコンパクトさがある」と表現するのが近そうです。実際、スカウトは「スケールが大きい」「日本人離れしたスケール感」と評価する一方で、「荻野貴司のようなコンパクトなスイング」とも見ています。つまり菰田は、ただ豪快なだけの大型選手ではなく、大きさと器用さが同居する珍しいタイプです。出典:日刊スポーツ
言い換えると、見る人によって連想する選手は少し変わります。投手として見れば長身右腕らしい角度と出力で“怪物型”に映り、打者として見れば体の大きさに反してバットの出し方がシャープに映る。だからこそ、現時点では「誰々の完全なコピー」ではなく、複数の一流選手の要素を少しずつ感じさせる未完成の大器として見るのがいちばんしっくりきます。これは上の報道を踏まえた整理です。
なぜここまで注目されているのか
一番大きいのは、甲子園で結果を出していることです。素材だけなら毎年話題になる高校生はいますが、菰田は2025年夏に投打で山梨学院の4強進出へ貢献し、2026年センバツでも初戦から本塁打を放ちました。しかも各球団スカウトがそろって高い評価を口にしているので、地元のスターではなく、すでに全国区のドラフト候補として見られていると言っていいでしょう。出典:日刊スポーツ/出典:日刊スポーツ
さらに、菰田は単なるスター候補ではなく、2026年センバツでは主将としてチームを引っ張る立場にもあります。毎日新聞は、投打のハイレベルな二刀流として注目を集める一方で、主将として苦手なことにも向き合い成長してきたと報じています。実力だけでなく、立場や責任感まで含めて注目度が上がっている選手です。出典:毎日新聞
まとめ
菰田陽生とは、山梨学院の大型二刀流であり、投げては角度のある速球、打っては甲子園で本塁打を放てる長打力を持つ注目選手です。2025年夏の甲子園で投打に結果を残し、2026年センバツ初戦でも先制アーチを放ったことで、評価はさらに上がりました。スカウトからは「スケール感はずばぬけている」「日本人離れしたスケール感」といった言葉も出ています。出典:日刊スポーツ
誰に似ているかで言えば、二刀流の理想像としては大谷翔平、打撃のスイングイメージとしては荻野貴司という表現がいちばん近そうです。ただし、現時点では誰か一人にそっくりというより、いろいろな魅力を併せ持った“未完成の怪物”という言い方の方がしっくりきます。今後さらに投手として伸びるのか、打者として評価を上げるのかも含めて、追いかける価値のある選手です。
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