「山田哲人=チーズバーガー」というネタは、ヤクルト時代の“飯トレ”エピソードが元になっています。報道ベースでは、夜食としてチーズバーガーを食べて体重を増やした(72kg弱→76.8kgに増量、など)と紹介されました。[1]
そもそも「チーズバーガー増量法」とは?(ざっくり要約)
- 目的:体力不足の克服=体重を増やしてパワー/スタミナを上げたい
- やり方:夜食にチーズバーガーを食べる(エピソードとして定着)
- 結果:短期間で体重が増えた、という文脈で語られる[1]
この話が広まった理由はシンプルで、やっていることが分かりやすく、真似しやすく(※良し悪しは別)、しかもスター選手の逸話として“強い”からです。
マジで増量できるの?結論:「体重」だけなら増やせる(ただし中身が重要)
増量が起きる条件は基本的にひとつ。摂取エネルギー > 消費エネルギー(カロリー余剰)です。
マクドナルド公式の栄養情報では、チーズバーガーは1個310kcal、たんぱく質15.9g、脂質13.5g、炭水化物31.0g。[2]
仮に「夜食で3個」なら、単純計算で約930kcalが上乗せになります(310×3)。[2]
これは一般人でもアスリートでも、体重を動かすには十分強いインパクトです。体脂肪1kgあたりのエネルギーは目安として約7,000kcalと説明されることがあり、[3] もし毎日+500kcalの余剰が続けば、理屈の上では2週間で+1kg相当のエネルギー差が生まれます(あくまで概算)。
つまり「増量できるか?」への答えはYES。ただし次が本題です。
問題は「増えた体重が、筋肉か?脂肪か?」
野球選手の増量で欲しいのは、基本的に筋肉(あるいはパワーを生む体組成)です。ところが、夜食に高カロリー食品を足すだけだと、
- 摂取カロリーは増える(体重は増える)
- でも筋トレ・練習量・たんぱく質・睡眠が噛み合わないと脂肪寄りに増えやすい
- しかも脂質・塩分が多い食事だと、翌日のコンディション(胃腸、むくみ、だるさ)に響く人もいる
…というリスクもあります。
たんぱく質は、一般人の目安が体重1kgあたり0.8g、スポーツ栄養の文脈では体重1kgあたり1.2〜2.0gがひとつの目安として紹介されています。[4] 増量を「筋肉寄り」にしたいなら、カロリーだけでなく、こうした栄養設計とトレーニングがセットになります。
もし一般人が真似するなら:そのままコピーはおすすめしない(代替案つき)
山田選手の話は“プロが、プロの練習量の上でやった(と伝えられた)話”です。一般人が「夜食にバーガー3個」をそのまま真似すると、体重は増えても体脂肪・胃腸負担に寄りやすいです。
より現実的な「増量の考え方」(ざっくり)
- カロリー余剰:まずは1日+200〜400kcal程度から(急に増やしすぎない)
- たんぱく質:体重×1.2〜2.0g/日を目安に分けて摂る[4]
- 炭水化物:練習/筋トレ前後に寄せる(パフォーマンスと回復に効く)
- 夜食の形:消化の重い揚げ物・高脂質を避け、量より“継続できる質”へ
「チーズバーガー的なもの」を安全寄りに置き換えるなら
- おにぎり+ゆで卵+ヨーグルト
- 牛乳(orプロテイン)+バナナ+オートミール
- ごはん+鶏むね/ツナ+味噌汁(胃腸が弱い人向け)
ポイントは「食べること」ではなく「食べ続けられる形で、余剰を作ること」。ここができると、増量は“根性論”から“設計”になります。
まとめ:チーズバーガー増量法は「体重増」は起きる。でも“成功の中身”は別問題
- 山田哲人選手の“飯トレ”として、夜食のチーズバーガーで増量した文脈が語られている[1]
- チーズバーガーは1個310kcal。夜食に足せばカロリー余剰が作れて、体重は増やせる[2]
- ただし「筋肉として増やす」には、たんぱく質・トレーニング・睡眠のセットが重要[4]
ネタとしては最高。でも真似するなら、“バーガーそのもの”より“カロリー余剰を作る発想”だけ借りるのがいちばん賢いと思います。



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