WBCマイアミプールの予選はどうなる? ドミニカ共和国とベネズエラが本命、2強を追うのはどこか

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2026年WBCのマイアミプール(Pool D)は、開幕前から「死の組」と呼ばれてきました。顔ぶれはドミニカ共和国、ベネズエラ、オランダ、イスラエル、ニカラグア。MLB公式の事前予想でも、このプールは4つのプールの中でも特に本命がはっきりしており、ドミニカ共和国とベネズエラが勝ち上がり候補の中心とされていました。[1][2]

そして実際、3月9日時点のMLB公式順位表でも、ドミニカ共和国2勝0敗、ベネズエラ2勝0敗で首位並走。続くのがイスラエル1勝1敗オランダ1勝2敗、そしてニカラグア0勝3敗です。MLB公式の elimination scenarios では、ニカラグアはすでに敗退確定と明記されました。[3][4]

結論から先に言うと、現時点で最も可能性が高いのはドミニカ共和国とベネズエラの2強突破です。イスラエルにはまだ食い込む余地がありますが、オランダはかなり厳しく、ニカラグアは脱落済み。つまりマイアミプールは、開幕前の予想どおり「2強がそのまま抜けるか、イスラエルが一角を崩せるか」という構図になってきました。[1][3][4]


まず、マイアミプールの現状はどうなっている?

MLB公式の2026年WBC順位表によると、Pool Dは3月9日時点で以下の並びです。

ドミニカ共和国 2勝0敗
ベネズエラ 2勝0敗
イスラエル 1勝1敗
オランダ 1勝2敗
ニカラグア 0勝3敗[3]

しかも、MLB公式の elimination scenarios では、ニカラグアは0勝3敗で敗退確定、一方でドミニカ共和国、ベネズエラ、イスラエル、オランダの4か国はまだ生存と整理されています。つまり、残り2枠を4か国で争うように見えて、実際には2強が大きくリードし、その後ろをイスラエルとオランダが追う形です。[4]


本命その1:ドミニカ共和国

まず大本命の一角は、やはりドミニカ共和国です。MLB公式の事前予想では、Pool Dの1位通過候補として最も多く名前が挙がっていたのがドミニカ共和国でした。記事内でも、2023年大会でまさかの一次ラウンド敗退を喫した反動から、2026年は「sky-high expectations(非常に高い期待)」を背負っていると紹介されています。[1]

その前評判どおり、ここまではしっかり勝っています。3月7日のニカラグア戦は12-3、3月8日のオランダ戦は12-1(7回コールド)。MLB公式とロイターはいずれも、オランダ戦でドミニカ共和国が4本塁打を放ち、7回コールドで圧倒したと報じています。つまり、「打線が強い」という前評判をそのまま試合で証明している状態です。[5][6]

しかも大会前には、監督のアルバート・プホルスが「2026年のドミニカ打線は過去最高かもしれない」と語っていました。MLB公式も、その言葉が大げさとは言えないほどの陣容だと伝えています。前評判と実際の打線の迫力が一致している以上、やはりこのチームはかなり硬いと言っていいでしょう。[7]


本命その2:ベネズエラ

もう一方の本命がベネズエラです。こちらもMLB公式のプレビューで、ドミニカ共和国と並ぶ突破候補として強く推されていました。2023年大会ではアメリカに準々決勝で敗れたものの、MLB公式はその悔しさが2026年のモチベーションになっていると紹介しています。[8][2]

実際の結果も強いです。開幕戦ではオランダに6-2で勝利し、続くイスラエル戦では15-3の大勝。MLB公式は、イスラエル戦でルイス・アラエスが2本塁打を放ち、ベネズエラが大会記録となるペースで得点を積み上げたと伝えています。つまりベネズエラもまた、ドミニカ共和国と同じく「打線の火力でねじ伏せる」チームとしてここまでは順調です。[9][10]

しかもベネズエラは、残り試合がニカラグア戦とドミニカ共和国戦です。MLB公式プレビューにもその日程が明記されています。ニカラグアはすでに敗退が決まっているため、まずはそこをしっかり取れば、かなり高い確率で突破圏に入れます。[8][4]


対抗候補:イスラエル

2強に割って入れる可能性があるとすれば、現状ではイスラエルです。イスラエルは初戦でベネズエラに大敗したものの、3月8日のニカラグア戦では5-0の完封勝ち。MLB公式は、イスラエルが5投手で2安打完封を完成させたと報じています。[11]

MLB公式の大会前プレビューでも、イスラエルは過去大会で韓国や台湾、オランダを破って一次ラウンドを突破した経験を持つチームとして紹介されていました。今大会も、ビッグネームだらけではないものの、メジャー経験者と有望株がバランスよく混ざったしぶといチームという評価です。[12][13]

ただし、突破のためにはかなり大きな壁があります。残り試合はドミニカ共和国戦とオランダ戦。ドミニカ共和国に勝てれば一気に情勢はわからなくなりますが、そこで負けるとオランダ戦に勝っても他力本願が濃くなります。したがってイスラエルは、まだ可能性はあるものの、「2強のどちらかを直接倒さないと厳しい」立場です。[4]


苦しい立場:オランダ

オランダは、事前評価では2強の次に来る対抗候補でした。MLB公式のチームプレビューでは、オランダはヨーロッパ王者のオランダ本土と、アルバ、キュラソーなど旧オランダ領のタレントを組み合わせた「かなり魅力的なチーム」と紹介されています。実際、WBCでは2013年と2017年に4強入りした実績もあります。[14][15]

ただ、今大会はかなり苦しいスタートになりました。初戦でベネズエラに2-6で敗れ、ニカラグアには4-3でサヨナラ勝ちしたものの、3戦目でドミニカ共和国に1-12(7回コールド)の大敗。ここまで1勝2敗です。特にドミニカ戦のコールド負けは、チーム状態の悪さを強く印象づけました。[10][16][6]

しかも残りはイスラエル戦のみです。つまりオランダは、まずイスラエルに勝って2勝2敗に戻したうえで、他カードの結果待ちになる可能性が高い。現状では、4チームの中で最も突破条件が苦しい側に入っています。[4]


ニカラグアはなぜ敗退が決まったのか

ニカラグアはここまで0勝3敗。MLB公式の elimination scenarios では、すでに「Cannot advance」と明記されています。残り1試合に勝っても1勝3敗止まりで、上位2か国に届かないためです。[4]

もともとMLB公式の事前プレビューでも、ニカラグアはダークホースというより粘り強い伏兵という扱いでした。2025年の予選では接戦を勝ち切って本大会へ戻ってきたものの、今回のマイアミプールは相手が強すぎました。[17]


結局、誰が勝ち上がる可能性が高いのか

ここまでを総合すると、やはりドミニカ共和国とベネズエラの突破が最有力です。両チームとも2勝0敗で、しかもここまでの内容が非常に強い。ドミニカ共和国は12得点ゲームを2試合続け、ベネズエラも15得点ゲームを作っています。単に勝っているだけでなく、「他を圧倒して勝っている」のが大きいです。[5][6][9]

イスラエルはまだ生き残っていますが、残るドミニカ共和国戦があまりにも重い。そこで勝てば一気に混戦にできますが、前評判とここまでの内容を見れば、やはり相当厳しい挑戦です。オランダも可能性はゼロではないものの、現状はかなり分が悪いでしょう。[4][14]


結論:マイアミプールは、結局“2強”が強い

WBCマイアミプールは、開幕前からドミニカ共和国とベネズエラが抜けていると言われていました。そして3月9日時点では、その予想どおりの展開になっています。両チームとも2勝0敗で、得点力でも他を圧倒。[1][3]

もちろん、WBCは短期決戦なので一発勝負の怖さはあります。イスラエルがドミニカ共和国を食うようなことがあれば、プールの空気は一気に変わります。ただ、現段階で最もありそうな結末を問われれば、答えはかなりシンプルです。マイアミプールを勝ち上がる可能性が高いのは、ドミニカ共和国とベネズエラ。そしてその2強に、イスラエルがどこまで食らいつけるかが、残り日程の最大の見どころになります。[4][12]


参考・引用

  1. MLB公式「2026 World Baseball Classic predictions」
  2. MLB公式「World Baseball Classic 2026 pool-by-pool preview」
  3. MLB公式 2026 World Baseball Classic Standings
  4. MLB公式「Elimination scenarios for the World Baseball Classic」
  5. MLB公式「Nicaragua vs. Dominican Republic in 2026 World Baseball Classic」
  6. MLB公式「Netherlands vs. Dominican Republic in 2026 World Baseball Classic」
  7. MLB公式「Pujols says his ’26 Classic lineup could be the DR’s best ever」
  8. MLB公式「Venezuela 2026 World Baseball Classic preview」
  9. MLB公式「Israel vs. Venezuela in 2026 World Baseball Classic」
  10. MLB公式「Netherlands vs. Venezuela in 2026 World Baseball Classic」
  11. MLB公式「Nicaragua vs. Israel in 2026 World Baseball Classic」
  12. MLB公式「Israel World Baseball Classic 2026 preview」
  13. MLB公式「Team Israel has strong mix of prospects, veterans entering WBC」
  14. MLB公式「Netherlands 2026 World Baseball Classic preview」
  15. MLB公式「Andruw Jones, Team Netherlands prepare for 2026 World Baseball Classic」
  16. MLB公式「Netherlands beats Nicaragua on Ozzie Albies’ walk-off homer」
  17. MLB公式「Nicaragua World Baseball Classic 2026 preview」

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