バンテリンドームのテラス席が話題になっています。
中日ドラゴンズの本拠地として知られるバンテリンドーム ナゴヤは、これまで「ホームランが出にくい球場」として語られることが多くありました。そこで注目されているのが、2026年から新設されたテラス型観客席「ホームランウイング」です。
この記事では、バンテリンドームのテラス席とは何か、いつから使われているのか、何が変わったのか、ホームランへの影響はあるのかを、公式発表をもとにわかりやすく解説します。
先に結論
- バンテリンドームのテラス席は、外野フェンス手前に新設された「ホームランウイング」です。
- 2025年2月に新設が発表され、2026年2月24日に竣工、2月27日・28日開催の試合から運用開始となりました。
- 右中間・左中間は116m→110m、フェンス高は4.8m→3.6mに変更されました。
- そのため、これまでよりも本塁打が出やすくなる可能性があると注目されています。
バンテリンドームのテラス席とは?
バンテリンドームのテラス席とは、2026年から新設された外野の新席種「ホームランウイング」のことです。
中日ドラゴンズ公式では、既存の外野フェンス手前に、選手のプレーを間近で楽しめる新席として、ライト側に「名鉄×WAO! ホームランウイング」、レフト側に「東邦ガス 未来のまんなかホームランウイング」を新設したと案内しています。
既存の外野フェンス手前に、選手の迫力あるプレーを間近にご観戦いただける「名鉄×WAO! ホームランウイング」(ライト側)、「東邦ガス 未来のまんなかホームランウイング」(レフト側)を新設いたします。中日ドラゴンズ公式「選手のプレーを目の前で楽しめる新席種が登場!」
つまり、単なる座席追加ではなく、外野フェンスの位置と高さそのものを見直した改修でもある点が大きな特徴です。
バンテリンドームのテラス席はいつから?
バンテリンドームのテラス席は、2025年2月に新設決定が公表されました。
(株)ナゴヤドームと(株)中日ドラゴンズは、中日ドラゴンズ球団創設90周年を迎える2026年プロ野球シーズン前に、ホームランウイング(仮称)、アリーナシート(仮称)の新設を決定しました。バンテリンドーム公式 2025年2月28日発表
その後、2026年2月24日に竣工が発表され、バンテリンドーム公式では2026年2月27日・28日開催の「ラグザス侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」より運用開始と案内されています。
本日、ホームランウイング、アリーナシート、外野フェンスビジョンが竣工しました。いずれも2月27日、28日開催の「ラグザス侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」より運用を開始します。バンテリンドーム公式 2026年2月24日発表
また、中日ドラゴンズ公式でも、2026年オープン戦から新席種が登場すると発表されています。
テラス席で何が変わった?距離とフェンスの変更点
今回の改修で特に大きいのは、右中間・左中間の距離とフェンスの高さです。
| 項目 | 改修前 | 改修後 |
|---|---|---|
| 右中間・左中間 | 116m | 110m |
| 外野フェンス高 | 4.8m | 3.6m |
| 両翼 | 100m | 100m(変更なし) |
| 中堅 | 122m | 122m(変更なし) |
外野フェンス高は、現行の4.8mから3.6m(ソフトラバーフェンス2.6m+ネットフェンス1.0m)、本塁から右中間・左中間までの距離は同各116mから各110mに変更する予定です。両翼100m、中堅122mに変更はありません。バンテリンドーム公式 2025年2月28日発表
つまり、球場全体が極端に小さくなるわけではありませんが、右中間・左中間に飛んだ打球はこれまでより本塁打になりやすい環境へ変わったといえます。
ホームランウイングの座席数は?
2026年2月24日の竣工発表では、ホームランウイングの座席構成も案内されています。
- ライト側:カウンター104席、6席1セット×3、車椅子席6席
- レフト側:カウンター116席、6席1セット×2
左右ともフェンス際にかなり近い新席となっており、観戦体験の面でも従来と印象が変わる座席です。
■ライト側 ・名鉄×WAO! ホームランウイング カウンター104席/・名鉄×WAO! ホームランウイング6 6席1セット×3 計18席/・名鉄×WAO! 車椅子ホームランウイング席 3人1セット×2 計6席 ■レフト側 ・東邦ガス 未来のまんなかホームランウイング カウンター116席/・東邦ガス 未来のまんなかホームランウイング6 6席1セット×2 計12席バンテリンドーム公式 2026年2月24日発表
バンテリンドームにテラス席ができるとホームランは増える?
結論からいえば、増える可能性は高いと考えられます。
理由はシンプルで、右中間・左中間までの距離が6m短くなり、さらにフェンスが1.2m低くなるからです。これまでならフェンス手前で失速していた打球や、フェンス上部で跳ね返っていた打球が、本塁打になるケースは増えるとみられます。
特に、ライナー性や高い放物線で中間方向へ運ぶタイプの打球には追い風でしょう。反対に、球場の広さを前提に組み立ててきた投手にとっては、これまでより被本塁打リスクが上がる可能性があります。
ただし、両翼100m・中堅122mはそのままなので、球場全体が一気に「狭い球場」になるわけではありません。あくまで中間方向の打球に影響が出やすい改修と見るのが自然です。
中日ドラゴンズにとってプラス?マイナス?
中日にとっては、基本的には打線にプラスと見る声が多いです。
バンテリンドームは、長年「打者不利」と言われることが多く、本拠地の特性がチームの得点力に影響しているのではないかという見方もありました。そのため、ホームランウイングの新設によって、これまで本塁打になりにくかった打球が結果につながりやすくなれば、打線全体には追い風です。
一方で、投手陣にとってはこれまでの感覚の修正が必要になるかもしれません。特にフライボール傾向の投手や、中間方向に打球を運ばれやすい投手は、配球や攻め方の再調整が求められる可能性があります。
よくある質問
バンテリンドームのテラス席はいつからですか?
2025年2月に新設決定が公表され、2026年2月24日に竣工しました。公式発表では、2026年2月27日・28日開催の試合から運用開始と案内されています。
バンテリンドームのテラス席の名前は何ですか?
名称は「ホームランウイング」です。ライト側は「名鉄×WAO! ホームランウイング」、レフト側は「東邦ガス 未来のまんなかホームランウイング」と案内されています。
どこがどれだけ変わりましたか?
右中間・左中間が116mから110mへ、フェンス高が4.8mから3.6mへ変更されました。両翼100m、中堅122mは変更ありません。
ホームランは本当に増えそうですか?
右中間・左中間の距離短縮とフェンス低下があるため、従来より本塁打が出やすくなる可能性は高いと考えられます。
まとめ
バンテリンドームのテラス席は、単なる観戦席の追加ではなく、球場のプレー環境にも影響しうる大きな改修です。
「ホームランウイング」の新設によって、右中間・左中間の距離は116mから110mへ、フェンス高は4.8mから3.6mへ変わりました。これにより、これまでよりホームランが出やすくなる可能性があり、中日ドラゴンズの打線や投手運用にも少なからず影響を与えそうです。
今後は実際の試合データを見ながら、バンテリンドームがどれだけ「変わった球場」になったのかを追っていくと、より面白く観戦できそうです。



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