「野球漫画、もう出尽くしたでしょ?」と思っていたところに、ルールそのものを変えてきたタイプの新星が出た。
少年ジャンプ+連載の『サンキューピッチ』(作者:住吉九)。
最大のフックは「1日に“3球”しか全力投球できない投手」という制約から始まる、頭脳戦×青春×ギャグのハイブリッドです。
作品データ(まずここだけ押さえればOK)
| 作品名 | サンキューピッチ |
|---|---|
| 作者 | 住吉九 |
| 掲載 | 少年ジャンプ+(隔週火曜更新) |
| 連載開始 | 2024年9月3日〜 |
| 受賞・話題 | 「次にくるマンガ大賞2025」Webマンガ部門 1位 |
| 単行本 | 既刊4巻/5巻は2026年3月4日発売予定 |
どんな漫画?あらすじは「野球部狩り」から始まる
舞台は神奈川県の高校野球。夜のグラウンドに現れては、強打者相手に「3球勝負」を仕掛けて勝ち続ける謎の男──通称「野球部狩り」。
だが彼には“ある秘密”がある。全力投球できるのは1日に3球だけ。つまり、9イニングを投げるエースではなく、最重要局面にだけ投入される「切り札」だ。
この制約があるせいで、試合は「才能」よりも投入タイミング/相手打者の選び方/心理誘導が勝敗を左右する。
野球の形をした“戦略ゲーム”として面白いタイプです。
阿川先生って誰?──人気の“監督キャラ”が作品の説明役も担う
検索でよく出てくる「阿川先生」は、作中だと阿川美奈子(阿川監督)のこと。
古典担当の女教師で、今年から野球部監督に就任したばかり。しかも野球のルールをあまり理解していないという設定なので、 作中で選手たちから説明を受けるたびに、読者も「いま何が起きてる?」を自然に理解できる仕組みになっています。
野球漫画にありがちな“専門用語の置いてけぼり”を、阿川先生(監督)というキャラで解決しているのが巧い。
さらに、彼女自身の存在感(キャラの濃さ)も強く、作品の入口として機能しているのも納得です。
『サンキューピッチ』が刺さるポイント(データで見る“人気化の理由”)
① ルールを変えた「3球制限」=毎試合クライマックス構造
「いつ出す?」「誰に投げさせる?」「3球をどう配分する?」が最初から勝負どころ。
次にくるマンガ大賞2025の紹介文でも、作品の核として“3球だけ最強の投手”が前面に出ています。
② “超心理戦野球”として成立している
単行本のあらすじでも「流れ」「ジンクス」など、実力だけでは測れない要素を利用した戦いが強調されていて、
ゴリゴリのスポ根というよりメンタル/情報戦/相性で殴り合うタイプの面白さがあります。
③ 公式PVが「阿川先生含む9キャラ」を1人で演じるなど、仕掛けが上手い
コミックス4巻発売記念で、声優が阿川先生を含む複数キャラをまとめて演じる作品紹介PVが出るなど、
“阿川先生=入口”をさらに強化するプロモーションが続いています。
どこで読める?(日本での読み方)
- 連載:少年ジャンプ+(隔週火曜更新、最新話周辺が無料公開される形)
- 単行本:ジャンプ・コミックス。既刊4巻で、5巻は2026年3月4日発売予定
こんな人におすすめ
- 「スポ根」より頭脳戦・駆け引きで熱くなる野球漫画が読みたい
- 野球の細かい知識に自信がなくても、説明役がいる作品がいい(=阿川先生)
- “制約”がある主人公(ワンポイントの切り札)が好き
参考資料(本文内に引用タグなし方針)
- 少年ジャンプ+『サンキューピッチ』作品ページ(第1話ページ)
- 次にくるマンガ大賞2025 公式サイト(Webマンガ部門)
- 少年ジャンプ公式サイト『サンキューピッチ』コミックス一覧
- 集英社系ニュース(コミックス発売記念PV情報)
- Wikipedia『サンキューピッチ』(基本情報・登場人物整理)



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